東大大学院(修士・夏期入試)合格しました
本日、某大学院専攻科の合格発表があり、ネットで受験番号を確認しました。
ずっと受験するつもりでいたことはいたのですが、毎年、何やかにやで流れに流れてここまで来ました。
昨年も、「あっ、もう申し込み期限が終わっている!」なんてこともありました。
今年こそは、と思っていました。
いざ、受験の申し込みをした後、
「何やってんの、俺?もしかして、これ、とんでもないこと、やってんじゃね?いいのかよ・・・」
みたいな感覚にずっととらわれていました。
もちろん、自分の年齢や収入を考えてのことですよ。あまりにも無謀ではないのか。
それでも、「何となく」事を進めてゆきました。
前期は、別の大学の科目履修生もやっていましたし。
自分の意志ではなく、ぼんやりしている自分を、別のものがどんどんお膳立てして逃げ道をふさいでゆくような感覚。
あ、ちなみに家族には一言も言ってない。今も。
一次試験は猛暑でした。相当早く行って、モスバーガーで腹ごしらえ。本郷の中は工事中の棟があって、途中、わからなくなり、食堂に入って、おばさんに道聴いて。それでも早く到着。
「あれー、なんでここいるの?」
「あー、今日、院試なんだ。やっぱ、○○専攻にしようかと思ってさー」
「へぇー、頑張ってね」
ふうん、現役の東大生サンかぁ・・・。
こちらは社会人枠だもんね。それらしき人はちらほら見かけるが、みんな若者にしか見えないぞ。まぁ、自分、最年長だろうとは思っていたけどな。
始まる前にトイレに入ってドア閉めて、下着を全部替えた。汗でびっしょり。それでもワイシャツのカラーにしみた汗が冷たかったな。
気持ちが悪い。
最後まで悪あがきするつもりで、ほとんど唯一の英語学習だったDUO(ジョジョとは関係ない。600の文章を覚えれば入試で出るような単語はほとんど頭に入ると言われているよく使われている教材の一つ古い版)を持参していたが、廊下で試験会場が空くのを待っている人たちを見ると、その目の前でポケット版を取り出してブツブツやる気にはなれなかった。
英語試験も筆記試験も口頭試問も、全部が猛暑のさなかの試験だった。
「あれ、これってマジ?俺、本当に院試受けちゃってんの?」
ずっと半ば夢うつつの中にいるような、真夏の受験だった。